nanashiの花粉症治療記

一人の花粉症患者が通院による治療を試みる記録

01.初通院

へっくしゅん。nanashiです。

kahun-tako774.hatenadiary.jp 前回、自分の花粉症と治療動機について書きました。今回は、初通院です。

通う先は、都内近所の小さな耳鼻科です。
この病院は、アレルギー対応をウリにしています。お医者さん自身が花粉アレルギー調査をしており、内容がマスメディアで取り上げられる等、熱心に花粉治療に取り組まれているようです。

今回の診察内容

さっそくですが、診察内容です。

  1. 問診
  2. スギ・ホコリの皮下注射;アレルギーの簡易即時検査
  3. 鼻奥の目視確認
  4. 今後の方針説明;アレルギー・鼻の状態の確認を進めるとのこと
  5. 血液採取
  6. レントゲン検査の依頼書受領;蓄膿症の確認のため
    (小さい病院なのでレントゲンは別院で撮る)

診察内容

以下、お医者さんとの雑多な会話は省いて、簡潔に書いていきます(実際はやたらしゃべるお医者さんでした)。

まずは、問診です。
 医「今日はどうされましたか?」
 僕「昔から花粉症がひどくて、この際なんでちゃんと調べて治したいなって思ってきました」
すると、他の病気との鑑別も兼ねて、既往歴(自分・家族)を聞かれます。うちは家族も花粉症であること、他の重大な既往歴はないことを話します。

いろいろ雑談していると、おもむろに、左腕に軽く2本皮下注射を打たれます。
片方がスギ・もう一方がホコリ(という名の雑多な混合物)だそうです。
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15分後の写真です。右側が、スギです。むっちゃ腫れてます。見た目ほどかゆくはないのですが、相当熱を持っています。翌日翌々日あたりには腫れが引きますが、このときにはわりとかゆく、ムヒを塗ってもいまいち効かないレベルでした。

また、鼻の奥の形を確認されます。
蓄膿症(副鼻腔炎)がひどいと、物理的に鼻の奥の形が曲がってしまい鼻づまりとなるので、耳鼻科としてその確認もされるようです。自分の場合、少し曲がっているが、完全に鼻の片方を塞ぐほどではないので、レントゲンで詳細確認して必要なら「化学的な」治療をするとのこと。本当にひどい場合、手術がいるようです。

このあと、まずは詳細を調査するということで、血液検査でアレルゲンの詳細検査、レントゲンで蓄膿症の検査をするよと説明されます。
血液はその場で抜かれました。9cc + 2cc で、普通の量です。
レントゲンは、別院で撮るとのことで、依頼書をもらいました。

次回通院時に、血液検査・レントゲンの情報で診断を行って、治療方針を決めるとのことです。

全体的に進め方が慎重かつ丁寧な印象ですね。いきなりアレルギー治療に入らず、耳鼻科としての診察をしていただけてます。

余談

市販の花粉症薬についてお医者さん曰く、飲むと鼻のとおりがよくなるけれど、おかげで花粉をより多く吸い込むことになるので、薬が切れたときにひどくなるし、薬の量も増やさないと効かなくなるんですよね、とのこと。

薬剤師さんが、売る時にそういう説明をしないのが残念だけど、まあ薬の売上に影響あるから仕方ないよね、とおっしゃってました。 なるほどですね。

次回予定

次回は、血液検査・レントゲンの結果、どういう治療になるかをお届けします。